2014年10月11日土曜日

南アルプス南部縦走 Day2(千枚小屋~千枚岳~丸山~荒川三山~赤石岳~百閒洞)

南アルプス南部縦走(荒川三山~赤石岳~聖岳~光岳)の2日目。
荒川前岳南東斜面からの赤石岳

9/20(土):椹島ロッヂ~千枚小屋
9/21(日):千枚小屋~千枚岳~丸山~荒川三山~赤石岳~百閒洞
9/22(月):百閒洞~中盛丸山~小兎岳~兎岳~聖岳~上河内岳~茶臼小屋
9/23(火):茶臼小屋~茶臼岳~易老岳~イザルヶ岳~光岳(往復)~畑薙大吊橋

■9/21(日) 晴れ
千枚小屋(04:48)-千枚岳(05:25/05:45)-丸山(06:24/06:28)-悪沢岳(06:56/07:12)-中岳避難小屋(08:02/08:12)-中岳(08:16)-前岳(08:27/08:32)-荒川小屋(09:26/10:11)-大聖寺平(10:44)-小赤石岳(11:55)-赤石岳(12:23/12:28)-赤石岳避難小屋(12:31/12:41)-百閒平(13:54)-百閒洞山の家(14:40) [小屋泊]
※CT 9時間35分、行動時間9時間52分(CT103%)、1409mD+

寒さと空腹で22:00頃から1時間起きくらいに目が覚める。01時の気温は2℃。満天の星空と久しぶりに見る天の川に感激。

02:45 起床。寒さをしのぐため早めに朝食を食べて体温を上げる。

この日は千枚岳でのご来光(静岡の日の出は5:33)に合わせて5時前に出発しました。

04:48 千枚小屋、スタート!

05:11 二軒小屋ロッヂへの分岐点。すぐにヘッドライトは不要になる。

05:25 千枚岳(標高2880m)

5:34 予定通り、富士山の横から昇る美しいご来光を拝むことができました。

モルゲンロートの丸山と荒川三山。右手前から丸山、山頂がギザギザの東岳(悪沢岳)、中岳、前岳の3000m峰。

同じくモルゲンロートの赤石岳と奥に聖岳。

空気が澄んでいて北アルプスの槍ヶ岳もはっきり見えました。この日は京都から富士山が見えたとニュースになっていました。

手前から塩見岳から蝙蝠岳の稜線、間ノ岳から農鳥岳の稜線、鳳凰三山の稜線。さらに奥秩父の稜線も綺麗に見えました。

いつまでも眺めていたくなる大展望の絶景でしたが先も長いので再スタート(5:45)。

千枚岳~丸山間は千枚ガレと呼ばれ地図上にも危険マークのある岩場のやせ尾根。垂直に近い斜度で下りる場所もあり慎重に通過しました。

岩場を過ぎると草紅葉の美しいなだらかで歩きやすい道。

06:24 丸山(標高3032m)
なだらかな山頂。稜線にでると冷たい風が強く吹いていました。

ペンキを頼りに巨大な岩の間を登って悪沢岳山頂に到着しました。

06:56 東岳(悪沢岳)(標高3141m)

日本百名山。南アルプス南部の最高峰で日本第6位の標高。主稜線より少し離れているため近くから遠くまで360度の眺望が本当に素晴らしかったです。

この夏登った中央アルプスの宝剣岳やその向こうの御嶽山もはっきり見え、更にその奥には恐らく方角的に白山まで見えました。

15分ほど景色を堪能して出発(07:12)。悪沢岳からの下りも地図上に危険マークの付いたガレた急坂。慎重に下りました。今回はストックを胸の横に括り付けられるようにしたので岩場などでも素早く畳んだり伸ばしたりできストレスがありませんでした。

07:33 コル(標柱なし)。悪沢岳を振り返ると全く違った山容でびっくりしました。

荒川中岳への登りは歩きやすい道。この辺りも草紅葉が綺麗。

08:02 中岳避難小屋
小屋のすぐ先に中岳山頂が見えましたが10分ほど補給しながら休憩し、気温も上がって来たのでレインウェアの下を脱ぎました。

08:16 中岳(標高3084m)
三角点あり。標柱には3083mと書かれてありますが国土地理院の今年4月の改訂で1m高くなった山。団体さんが到着するところだったのでササッと写真だけ撮って通過しました。

08:24 分岐。左に下ると荒川小屋。荷物を置いて正面の前岳まで往復しました。

草紅葉が美しい爽快な稜線をラン!

前岳から中岳と悪沢岳を振り返る。

08:27 前岳(標高3068m)
この向う側は荒川大崩壊地と呼ばれる崖。赤石岳側から見ると激しい山容でした。

5分ほど休んで分岐に戻る途中で登走心さんの友人(南部から北部へ縦走中)の方と遭遇。少しタイミングがズレていたらお会いできなかったろうなと思うと凄いタイミング。

ちなみに、前岳からはTJARのコースと重なっているんですよね。今回改めてその凄さを感じました。

分岐に戻り前岳南東斜面のお花畑をジグザグに下っていきます。カールの中は風もなく暑いくらい。お花の季節は綺麗なんでしょうね。途中にシカ除けのゲートが2箇所ありました。

09:07 標柱まで下ると赤い屋根の荒川小屋が見えてきます。少し先に水場がありました。

09:26 荒川小屋(標高2620m)

ここではお楽しみの荒川カレーを食べながら大休憩!ポカポカ陽気の中、大勢の登山者が外のテーブルで富士山を眺めながら荒川カレーや荒川丼を食べていました。

スパイシーで薬膳カレーのような独特な味。味噌汁も濃くて美味しかった。大判焼きは20分くらいかかるとのことで諦めました。

お土産には悪沢岳Tシャツ(2000円)とピンバッジ(500円)をゲット。手ぬぐいは残念ながら売り切れでした。

結局45分の大休憩。しっかり腹ごしらえして、防寒で着ていたレインウェアの上も脱ぎ、本日2つ目の百名山、赤石岳に向けて出発(10:11)!

小屋を出た直後に急登でマジか!と思いましたが、その後は日本とは思えないような風景の歩きやすいトラバース。素晴らしい道でした。

10:44 大聖寺平
大聖寺平の標柱は2箇所あったけど、こっちが分岐の方だったかな?

振り返れば荒川三山!前岳の大崩壊地が迫力あり。

つづら折りの急登で一気に標高を上げていきます。

小赤石岳の肩(標高3030m)は標柱がなかったけどこの上かな?

正面の一番高い盛り上がりが赤石岳山頂、左手前に小赤石岳の標柱が見えてきました。

11:55 小赤石岳(標高3081m)

12:05 分岐

左へ下れば東尾根(大倉尾根)経由で椹島。尾根上には赤石小屋が見えました(下の写真中央)。椹島から荒川三山~赤石岳の周回コースの人が多いようで、ここに荷物を置いて赤石岳を往復している人が多かったです。

12:23 赤石岳(標高3121m)
この日2座目の日本百名山。日本第7位の標高。南アルプス(赤石山脈)の盟主に相応しい立派な標柱。

一等三角点の最高点でもあります。この山も今年4月の改訂で1m高くなりました。

12:31 赤石岳避難小屋(標高3100m)
山頂直下に建つ有人避難小屋。ここも今回立ち寄ってみたかった小屋でした。

独特の雰囲気。

小屋に入ると管理人の榎田さんが登場。気さくにお話して下さいました。お土産には手ぬぐい(1000円)とベビーアルパカ100%のアンデス製ネックウォーマー(4000円)をゲット!紐を引くと帽子にもなる優れもの。とても暖かい素材でこの日の夜から大活躍でした。

名残惜しかったですが最後に一緒に写真を撮っていただき下山開始(12:41)。また今度ゆっくり泊りで行きたいですね。

赤石岳からの下りはザレた急斜面で歩き難い道でしたが、馬ノ瀬とその先の四角く平らな百閒平を確認することができました。

標柱まで一気に標高を下げた後、赤石の由来となった赤い石(昔海底にあった頃のプランクトンの化石)が転がるガレ場を通過。

13:17 大斜面下コル

標柱はありませんでしたが、明らかに最低点と分かる場所がありました。ここから馬ノ背と呼ばれる岩尾根歩き。左手には聖岳がよく見えました。明日は右側からぐるっと回って登り、向う側へ下りていきます。

右手には小渋川の谷。赤石岳へのクラシックルートのようですが渡渉を繰り返すかなりの難ルートのようです。

13:54 百閒平
広大な広場が広がっていました。草紅葉も綺麗で別世界に来たかのようでした。

下降点で地図を見ながら山座同定。明日は暗い中を出発するため序盤のルートをイメージしておきました。

ここからの下りはガレた急坂でかなり歩き難かったです。

森林限界より下がりテン場を抜けると赤い屋根の小屋が見えてきました。

14:40 百閒洞山の家(標高2515m)、到着!


まずは受付。椹島まで東海フォレストのバスを利用したので一泊は小屋泊しなければならず、この先には東海フォレスト系列の小屋がないのでここで小屋泊。素泊6000円+夕食2000円。バス乗車時に3000円支払っているので、差額の5000円を支払ました。ついでにお土産の手ぬぐい(1200円)もゲット。手ぬぐいを購入すると夕食後の珈琲or紅茶が一杯サービスされました。

ウェルカム・ミニ・カレーパンをいただき、ビール(800円)で乾杯!

到着時の気温は10度。この日の静岡の日の入りは17:46でしたが、谷間にあるため16:00には日が山陰に入り寒くなって来たので小屋の中へ移動。

部屋は4Fの3人部屋。それほど混み合っておらず快適に眠れました。

夕食まで時間があったので小屋から5分ほどの展望台へ聖岳を眺めに行きました。前聖岳には少し雲がかかっていましたが、奥聖岳(左のトンガリ)はよく見えました。翌日は聖岳から百閒洞山の家を眺めました(笑)

17:20 夕食。何人かずつ呼ばれて夕食を食べました。もちろん百閒洞山の家名物のトンカツ!

百閒洞に泊まる楽しみの一つがこのトンカツでしたが、ジューシーで美味しくてお腹いっぱいになりました!

18:20 から食堂が自由時間として開放されたので登山者も各々集合。手ぬぐい購入のサービスでミルクティーをいただきながらテレビの天気予報を見たりしてくつろげました。2日目ともなると同じルートを歩く人は何度も顔を合わせるので自然と知り合いのようになっていきますね。

19:00 就寝。



■ウェア、シューズ
サンバイザー/OR
サングラス/SportEYZ
レインウェア/finetrack エバーブレスフォトン
シャツ/TNF ショートスリーブダクロンQDコットンシャツ
Tシャツ/北穂高小屋Tシャツ
ウェア/SmartWool NTS Micro150 PTRN CREW
アンダー/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュノースリーブ
アームカバー/フラッドラッシュアクティブスキン アームカバー
パンツ/MOUNTAIN EQUIPMENT グリット ストーン ショート ツー トーンド
アンダー/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュボクサーショーツ
タイツ/UNIQLO ヒートテック タイツ
ソックス/SmartWool ブリリアントHike Midクルー
ソックス/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュソックス
グローブ/OR バーサライナー
シューズ/La Sportiva ウルトララプター

■食料
朝食:
 五目ご飯/371kcal
 味噌汁/32kcal
 ようかん/167kcal

行動食:
 水/500ml
 スニッカーズ/247kcal
 CLIF BAR/240kcal
 トレイルミックス/440kcal

昼食:
 荒川カレー
 味噌汁

夕食:
 ビール(800円)
 ミニ・カレーパン
 トンカツ定食

■GPSデータ

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