2013年7月19日金曜日

分水嶺トレイル 2013 (1日目)

7/13(土)~14(日)に 『 分水嶺トレイル 』 に参加してきました。結果は残念ながらDNFで終わりましたが、試走も含めてとても楽しく貴重な体験をさせていただきました。

(分水嶺トレイル)
日本百名山4峰(雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山)を含む奥秩父主脈縦走路を奥多摩(鴨沢)から清里(獅子岩)まで2泊3日(55時間)以内にゴールを目指す山岳縦走レース。距離 84km、累積標高 7000m以上と言われています。

(チーム)
分水嶺トレイルに過去2回(2011年練習会、2012年第1回大会)参加されている伴走仲間のシノマルさんにお誘いいただき、同じく伴走仲間のヒロさんとの3人でエントリーさせていただきました。私とヒロさんは初参加です。今回の目標は過去2回DNFのシノマルさんと共に完走する!と、制限時間をフルに使って山を楽しみ経験を積む!でした。

(試走)
このレースに向けて2回ほど試走に行きました。
5/25~26(夜間) 鴨沢~雲取山~雁峠
6/22~23(一泊) 大弛峠~金峰山~瑞牆山~信州峠~横尾山~平沢峠

(1日目)
10:15鴨沢-11:36堂所-12:11/12:24七ツ石小屋-12:47ブナ坂-13:50/14:06雲取山避難小屋-14:28三条ダルミ-15:58北天のタル-16:36飛龍権現-18:13/19:03将監峠-19:20山ノ神土-20:08唐松尾山-21:39水干尾根分岐-21:51小さな分水嶺-21:59雁峠-22:57古札山分岐-23:23水晶山-23:45/24:00雁坂峠-0:35雁坂嶺の東斜面(標高2171m)[露営]
(14時間20分、38km、累積標高3,880m)

(2日目)
04:10出発-04:16雁坂嶺-05:31西破風山-05:58破風山非難小屋-06:48木賊山分岐-07:00/07:20甲武信小屋-07:39/07:49甲武信ヶ岳-×コースアウト
-08:32三宝山-09:09/09:40尻岩-10:16武信白岩山-11:36/11:46十文字小屋-12:50/12:58挟霧橋-13:07毛木平
(8時間14分+30分、15km+1.5kmくらい、累積標高1014m+100mくらい ※スタート後30分押し忘れ)

■7/13(土)1日目
06:25~06:39 調布/分倍河原
06:45~06:56 分倍河原/立川
07:05~08:29 立川/奥多摩

朝食は、ぶどうパン、サンドイッチ、赤飯おにぎり、オランジーナで1039kcal。立川から拝島までは混んでいましたが座れてラッキーでした。

8:35 鴨沢西行バスの2台目に乗車。時刻表にない臨時バスも出ていたようです。バスは混んでいて座れませんでしたが、奥多摩湖でだいぶ空きました。

09:00 鴨沢バス停(標高550m)に到着。すぐ上の鴨沢小学校跡地でシノマルさん、ヒロさんと合流しました。

装備品チェックを受け、ネームプレートをザックに装着。チーム装備品(700g)は私が背負うことにしました。チーム装備品の袋には、環付カラビナ2個、スリング(120cm、180cm)、7mmロープ10m、救急セット+三角巾+ハサミ、非伸縮テープ、ホイッスル、熊鈴が入っています。

諸注意を聞いた後、全員で記念撮影。バス停のトイレに並んで戻ってきたら、もうソロの部のスタート時刻でした。

10:00 ソロの部スタート!

続いて、10:15 チームの部スタート!

今回ソロの部は24名、チームの部は11チーム(35名)の参加だったようです。ゆったりとしたスタート。最後方から行きます。

試走では私が先頭だとオーバーペースになりがちだったので、今回はベテランのシノマルさんにペースを作っていただき、私は最後尾で行くことにしました。

関門は、CP1(雁坂峠)1日目24:00、CP2(大弛峠)2日目12:00、CP3(富士見平小屋)3日目09:00、ゴール(獅子岩)3日目17:00。CP2まではコースタイム(CT)75%で関門ギリギリのペース。そこから先は余裕があります。タイム表を作成して持参しました。その他に甲武信ヶ岳、金峰山、飯盛山分岐でTELかメールで大会本部への連絡義務があります。

雲取山までは暑いと聞いていたので半袖+短パンにしましたが正解でした。標高1000mを越えるとちょうど良い気温でした。

11:36 堂所
ソロの女性Oさんと少し会話。この後、何度かご一緒することになりました。

12:11 七ツ石小屋(標高1597m)
他のチームは寄らずに巻き道を進んだようです。最初から空のボトルに無料の冷たい水を入れ、カロリーメイトを補給しました。気温は25℃。ポツリポツリと降ってきたのでザックカバーを装着しました。試走で荷物を雨で濡らさないことが大事だと認識したので早めに対応。今回はザック内も防水バッグでカバーしたので安心です。

12:47 ブナ坂
スイーパーに追いつく(笑)

左手に薄っすら富士山が見えてきました。ヘリポート過ぎで1チームをパスしてブービー。

13:11 奥多摩小屋
ヨモギノ頭への急登を登る時にラッパとタンバリンの応援をいただきました。

13:36 小雲取山(標高1937m)
パラパラ降ってきてレインウェアを着るか迷う。

13:50 雲取山避難小屋

先着した何チームかの方々が休憩されていました。気温は20℃。ここで山装備に着替える予定でしたが快適な気温だったので、ファイントラックのメッシュだけ着てあとはそのままで行くことにしました。15分ほど休憩して出発。

出発直前に雨脚が強くなってきたのでレインウェアの上も着ましたが、樹林に入り雨が止み暑くなってきたので脱ぎました。何チームかに抜かれましたが先は長いのでのんびり進みます。

14:28 三条ダルミ
ここから平坦だったと記憶していましたが、狼平から結構登りがありました。

膝丈の濡れた笹が気になるので、途中でふくらはぎのゲイターを装着して快適になりました。

5月の試走の時は気にならなかったのですが小さな虫が飛び回りウザい!特に耳の穴に突っ込んでくる虫には本当にイラっとします。虫除けにハッカ油を首、手首、膝裏などに噴きつけました。ハッカ油はかなり効果がありましたが1時間程度で効果が薄くなってくる感じでした。参加者の中に虫除けネットを被っている人が何人かいましたが、この時期の奥秩父をよく知っているんでしょうね。

新しそうなサングラスが草むらに落ちていたので拾って、先行チームと会う度に落とし主がいないか聞いてみました。ちなみに雲取山からは登山者には会いませんでした。

15:58 北天のタル
1チーム抜き、ソロのOさんにも追いつき将監峠までご一緒しました。

16:36 飛龍権現
怪我なく完走できるようお賽銭。

18:13 将監峠
明るいうちに夕食をとることにしました。アルコール・ストーブの扱いにも大分なれてきました。ナポリタンだけでお腹いっぱい。クリームシチューが美味しかった。

ソロやチームの方々が将監小屋から上がってきます。写真を撮ってあげたりしながら大休憩。

Oさんは先を急ぐとのことでここで一旦お別れ。水汲みに行った将監小屋にはビールとコーラが売っていたと教えてくれました。

出発前に将監小屋までダッシュで往復(下り1分、登り3分)して1Lほど水を補充しました。冷たい水が豊富に出ていました。
下る時にサングラスの持ち主が現れお渡しすることができました。よかった^^
将監小屋には最下位チームとスイーパーが到着したところでした。

19:03 日没を迎え先頭をヒロさんに交代して再スタート。結局50分の大休憩。これが後々響きました。

19:20 山ノ神土 ライト点灯。

20:08 唐松尾山(標高2109m)
GPSでは80m低く表示されていたこともあり、試走の時よりあっさり到着した印象。ここからの下山は試走でも迷いそうになったポイント。左と覚えていたのですが、踏み跡が多数ある左の急斜面は行き止まりで登り返し。僅か数メートル先に見覚えのある岩がありそこから左に下降でした。暗くなると難しい。。15分のロス

更にしばらく進んで岩場の登りでも判断を迷う箇所がありましたが、ここは微かな記憶を信じて正解ルートを選択。

関門が厳しくなってきたので、この岩登りから私が先頭に出てペースを上げました。

21:39 水干尾根分岐
予定より1時間近い遅れ。正直、関門通過は厳しいかなと思いましたが可能性を信じて急ぎます。

21:51 小さな分水嶺
小さな分水嶺で前のチームの明かりが見えてきて気力が湧いてきました。

21:59 雁峠
ここから関門の大弛峠まではCTで3時間。残り2時間(CT66%)で行かなければならず厳しい状況には変わりがない。しかもここから大弛峠までは未試走区間。不安もありましたが行くしかない。

雁峠直後の燕山への急登。直登ルートで休まず登ります。逆走しながら応援している方々に応援いただきました。直登が終わったあたりで前のチームをパス。ただ、このチームは関門通過を諦めているようでした。

ソロの男性の方が間違えたと思ったらしく逆走してきました。一人だと不安になりますよね。この道で合っているはず。

古札山山頂への分岐を23:00に通過。巻き道へ進みます。関門までの残り時間を計算しながら、間隔が開き過ぎないギリギリのペースまで上げます。怪我しては終わりなので、危険な箇所では振り返って道を照らしてペースが落ちないように引っ張らせていただきました。

左手には甲府の夜景が見えて昼間なら気持ちの良さそうな稜線でした。

23:23 水晶山
残り2.1km。この先は下りのはず。イケル!

進行方向に明かりが見えてきました。恐らくCPの明かりですが夜なので距離感が分からない。

23:45 雁坂峠(標高2082m)、CP1(関門24:00)に到着!!風が強く寒い中、スタッフの方々が出迎えてくれました。

関門15分前!!いや~、あぶなかった~。みんな満面の笑み。頑張りました。

雁坂峠は日本三大峠(北アルプス越えの針ノ木峠2,541m、南アルプス越えの三伏峠2,580m、奥秩父主脈越えの雁坂峠)のひとつ。このあとみんなで首を乗せて記念写真を撮りました(笑)

15分ほど休憩してこの先の検討。できれば破風山非難小屋まで行こうということになり再スタートしました。寒くなってきたのでウィンドブレーカーを装着。

しかし雁坂嶺へ登り始めて30分ほどでメンバーが睡魔のため進むのが厳しくなったためビバークすることになりました。雁坂嶺の東斜面(標高2171m)。

01:10 就寝。

試走の時の経験を生かして、グランドシート、背面Padを追加して底冷えはなし。草地だったことも良かったのかもしれません。タイツは履きませんでしたが寒さはなく、ニット帽も暖かかくて熟睡できました。しばしの休息。

2日目につづく...

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