2013年3月4日月曜日

ウルトラ&トレイル用GPSウォッチ

GPS時計の良い点は距離表示のないトレイルやロードで距離やペースなどが分かる点。現在ランで使用している Garmin ForeAthlete 110 はバッテリーが8時間。これから参加する、伊豆トレイルジャーニー(ITJ)70km、STY84km、隠岐の島ウルトラ(100km)などは8時間以上のレースになるため、新たなGPSウォッチを検討しました。

デザインはSunto AMBITも良かったのですが、ランはGarmin FA110、バイクはGarmin Edge500を使用し、Garmin Connectで一元管理していることなどもありGarmin製品の中から選択することにしました。候補はバッテリーから以下の3つ。


バッテリーは毎秒測位でfenixが16時間、910XT/XTJが20時間なので当面予定しているレースではどちらでも十分。今後参加してみたいハセツネ(71.5km)や信越五岳(110km)までは大丈夫かな。UTMF(161km)、萩往還(250km)クラスになるとfenixの1分モード(50時間)か充電しながら910XTか。

重さはfenix 82g に対して、910XT 72g とfenixがやや重い。

高度の精度はGPSが苦手としている部分ですが、どちらもGPSだけでなく気圧高度計も装備。

fenix は時計機能もあり普段使いもできそうなデザイン。最大50時間のバッテリーも山行きには魅力的で、これはこれで欲しい時計。

一方、レース用途では一画面で瞬時に情報を読み取れる 910XT の方が使い勝手が良さそう。FA110はバイブアラートが無く、アラート音も聞こえずLAPを見落とすことも多いのが欠点ですが、910XTはバイブアラートで教えてくれるところも良い。(fenixはアラートはあるようだけどバイブアラートは不明)

ということで、今回はウルトラ&トレイルレース用途に 910XT を選択。

910XT」と「910XTJ(日本版)」の違いは、言語表示だけでなく、機能面の違いもあるようです。特に910XTJの「準天頂衛星みちびき対応」、「履歴画面に積算時間表示」という機能はあるといいなと思うのですが、910XTJは2月に価格改定で値下がりしたとはいえ、910XTより1万円以上高い・・・。

GPSは米国によって運用される衛星測位システムで約30個のGPS衛星で地球上の全域をカバーしています。位置測定には最低4個の衛星が必要で日本では通常6~10個が受信可能だそうです。精度を上げるためにはそれぞれの衛星が離れた方角に見えるのがよいそうです。

日本版GPSである準天頂衛星システム (QZSS) は2010年9月に準天頂衛星初号機の「みちびき」が打ち上げられました。JAXAのQZ-radarを使うとGPSとQZSSの衛星の位置が分かります。

JAXAのサイトを見る限り「みちびき」は、GPS補完信号(GPSとの互換信号(L1C/A、L2C)や、近代GPS信号(L5、L1C))は使用可能ですが、補強信号(L1-SAIF(精度1m級)、LEX(精度1cm級))は実験段階のようです。

910XTJは補完信号のみ受信していると思われるため、単にGPS衛星が一機増えたという状態でしょうか。上空にあるので他の衛星と方角が分散して測位精度が上がるメリットはありそうです。

ただ、現在一機しかないので日本上空を8時間ほどしかカバーできていません。内閣府のホームページには「2010年代後半を目途にまずは4機体制を整備し、将来的には持続測位が可能となる7機体制を目指す」とされていますが、具体的な計画は立っていないようです。

しかも、現在2つのルビジウム原子時計(運用系、待機系)の内、2012/12/19に待機系の原子時計が故障して運用系だけで稼働している状態のようです。

価格差以上のメリットを感じられないなということで、今回は 910XT にすることにしました。

長くなってきたので、インプレは別途。 → ForeRunner 910XT インプレ

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