2012年9月1日土曜日

OSJおんたけスカイレース


8/26(日)、OSJトレイルランニングレース第6戦、『 OSJおんたけスカイレース 』に初参加してきました。

長野県木曽郡王滝村から標高3,067m日本百名山御嶽山ピークまで標高差2000mを駆け上り、天空のトレイルを駆け巡ったのち、再び標高差2000mを駆け下りというダイナミックなレースです。

距離37km(Garminの計測では40.8km)、制限時間は11時間。6時間以内ゴールと年代別入賞(3位以内)に挑戦しました。


■8/25(土)前日

今回は伴走伴歩クラブ(バンバン)のハブラシさん、りゅうちゃん、こあしす山民会のかつやんとご一緒させていただきました。りゅうちゃんの車で八王子を10時前に出発。

中央道で伊那ICまで行き、権兵衛峠トンネル経由で14時過ぎに王滝村に到着。早速、ゴール地点となる 松原スポーツ公園 で前日受付を済ませました。

ここでバンバンのサノスケさん、タミタミさんとも合流。村の中心部にある 王滝食堂 で遅めの昼食。名物の いのぶた丼 をいただきました。甘じょっぱい味付けで、豚に近い軟らかな肉で美味しかったです。

15時半ごろ宿泊先の くるみ澤旅館 にチェックイン。宿泊客はほとんど大会参加の方々のようでした。32畳の大広間を使わせていただき快適でした。

夕食まで翌日の準備や風呂に入りリラックス。こちらは参加賞のTシャツ(表、裏)。

19時から夕食。バランスも良くて美味しくいただきました。
21時就寝。。。

■8/26(日)当日

4:00 ... 起床。テーピングの基本を見ながら膝、足首と、やや不安のあるアキレス腱、土踏まずにテーピング。朝食は宿が用意してくれた おにぎり2個と、持参したエネルギーゼリー。

5:15 ... 出陣!少し肌寒い。

10分ほどで王滝小中学校に到着。まだ人も疎ら。階段に腰を下ろして脚を休ませました。

6:00 ... スタート1時間前になり徐々に人が集まり出してきました。

グラウンド内に仮設トイレが8基。その他周辺に何箇所かありました。

トイレから戻ってきたら装備チェックの方がやってきて、水1Lとヘッドランプの有無を簡単に確認されました。

この大会の常連でもあるバンバンのノビーさん、こあしす山民会のオダさんとも合流できお話を伺うことができました。

VESPA PRO、ウィグライProを投入してスタンバイ完了。

ゴール地点へ運んでいただく荷物を前日渡されたビニール袋に入れて王滝村公民館前で預けました。

06:45 ... 整列開始。すんなり前の方に並べました。

有力選手が紹介されて最前列に並んだあと、御嶽神社滝宮司によるレースの安全祈願が行われました。

07:00 ... スタート!(王滝小中学校、標高934m)

※距離、標高はGarmin FA110の表示
※写真は試走時に撮影

スタートから大又まで3.5kmはロード区間。最初が急勾配なので心拍数が上がり過ぎないようにペースをコントロール。先頭は3人が抜け出し、かつやんは4位グループの8番目あたりを走るのが見える。自分は15~20位前後で走行。ちょっと体が重く感じる。

大又(大又山荘:3.5km、標高1102m) 0:17'36

ここから林道へ。当日は給水所がありました。前を走るフランス人選手に付かず離れずで走っていると柳下選手にスタスタと抜かれました。まだ序盤なので無理せずマイペースで走る。

滝(6.85km、標高1370m) 0:40'17

滝の前で林道が終わり、川に落ちないよう飛び石で左岸へ渡ると急登が始まります。振り返ると女子一位の坂根選手が滝の前を渡っているところでした。

刈ったばかりの雑草の下はゴロゴロした大きな石が多く、足元に注意しながら進みました。最後は帰りのコースとも重なるスキー場の白樺コースから駐車場へ出ました。

おんたけスキー場(8.54km、標高1685m) 0:59'51

当日は黄色いカラーコーンが並べてあり、御嶽山が正面に見えました。右前方の建物の向こう側を回り一番右端のゲレンデまで移動。ゲレンデに入る手前の給水所でコップ一杯の水をいただきました。

ここからストック使用可。上位選手は使っていませんでしたが、使用している人も多かったように思います。

ファミリーコース(平均斜度10°、距離 900m)、パラダイスコース(12°、1300m)、三笠ウイングコース(20°、900m)のゲレンデを登っていきます。

ここも刈ったばかりの芝草でフカフカ。地面からの反発がなく進まない。日差しが強くて汗でTシャツがびしょびしょになりました。

前に見えるフランス人との距離が付かず離れずで、セーブしたつもりでしたが、ゲレンデを登りきるまでにかなり脚を使ってしまったようです。

ゲレンデを登りきったところで誘導係の人に「25位」と告げられる。振り返ると中央アルプスの絶景が見えて一瞬ホッとしました。

第一関門でもある給水所に到着。

田ノ原(11.95km、標高2216m ※公式2180m) 1:38'47

正面に御嶽山がどーーーん!と現れました。

山岳信仰の霊峰。大勢の白装束の修行者から声援を受け登山道へ突入しました。

昨年の年代別入賞者は1:31'~1:44'で通過していたのでタイム的には悪くありませんでしたが、思いの外、脚にきていて先行きが不安。

七合目(金剛童子:13.65km、標高2471m) 1:59'50

森林限界を超えて岩場区間に入るがなかなかペースが上がらず、徐々にフランス人選手の背中が遠のく。時々後ろから来た人に抜かれるが前からは垂れて来なくて精神的にもキツい区間でした。

山頂が近づくとガスが出てきて気温が下がり、汗で濡れたTシャツで腹が冷えそうでした。山の天気は変わりやすい。

奥ノ院への分岐(14.54km、標高2806m) 2:23'39

各分岐には誘導係がおり、コース上にも所々黄色いPowerBarの目印が石に巻きつけてあり迷う心配はありませんでした。

奥ノ院への手前の分岐で王滝山頂方面へ切り返し。ここからは少し走り王滝口の頂上でもある給水所に到着。気温は10℃を下回り少し肌寒い。

王滝山頂(15.32km、標高2938m) 2:37'55

給水のあと王滝山頂を抜け、八丁ダルミを経ていよいよ剣ヶ峰山頂へ。

第二関門(剣ヶ峰山荘)に到着。ここは計測マットではなくゼッケン番号を端末入力していました。

昨年の年代別入賞ライン(2:31'~2'46)をここでオーバー。もうバテバテで、ここ以降は順位はどうでもよくなってしまいました。階段を上って剣ヶ峰山頂に到着。

剣ヶ峰山頂(15.93km、標高3062m ※正式3067m) 2:49'12

神社左手から約6kmのお鉢巡りへ出発。地獄谷上部から噴気が上がっているのが見えました。

御嶽山には五つの火口湖があります。右手に一ノ池(枯れ池)を見ながら外輪山の険しい岩場。脚にきていたので滑落しないよう注意しながら慎重に進みます。

下って、登って、下って、エメラルドグリーンの二ノ池(日本最高所の高山湖)が見え始める辺りから細かいスイッチバックを繰り返しながら一気に標高を下げて二ノ池新館に到着。

二ノ池新館(17.34km、標高2923m) 3:08'59

ここから賽ノ河原避難小屋の間は行きのランナーと帰りのランナーがすれ違う区間。給水所で聞くと既に1位は通過したとのことでした。

給水所を出たところで、帰りのかつやんとすれ違うことができました。この時点では3位だったようです。

私のすぐ後ろの選手もかつやんに声をかけていましたが中辻選手だったようです。信越五岳の練習で、前日の美ヶ原70km(入賞)との連戦だったようです。意味が分かりません...(^^;
このあとかわされました。

賽ノ河原避難小屋(17.94km、標高2879m) 3:17'48

賽ノ河原を横断し少し登ったところが避難小屋。右手下にはエメラルドグリーンの三ノ池が見えますが、一旦、摩利支天乗越を目指して登ります。白い鳥居がはるか上に見えます。。

摩利支天乗越(18.25km、標高2943m) 3:23'28

五ノ池小屋を目指してガレ場を下ります。当日は五ノ池草木谷と飛騨側へ延びる美しい稜線を見ることができました。この下りで久しぶりに一人パス。少し前向きな気分を取り戻します。

五ノ池小屋(18.79km、標高2827m) 3:29'49

コース上最も北まで到達してここから復路のイメージ。三ノ池避難小屋まで一旦下って、登って、下る。何度か足首をひねったり、つまずいたり。脚にきてるな~。

三ノ池避難小屋(19.66km、標高2749m) 3:38'51

ここにも給水所。山の上は給水所が十分あり、ハイドレの水はほとんど飲みませんでした。
ここから標高差約150mの登り返しが壁のように見えます。

前後の間隔も空いてし集中力が切れかけますが、時々後ろから追いかけてくる人が見えて集中力を取り戻します。

酸素も薄く感じ、軽い頭痛(高山病の前触れ)もありキツい区間でした。

賽ノ河原避難小屋(20.38km、標高2888m) 3:55'39

行きと帰りで標高違うな...(^^;

ここから二ノ池新館まで往路のランナーとエールを交わしながらすれ違います。避難小屋のすぐ先でオダさんとお会いでき、ハイタッチで元気をいただきました。

二ノ池新館(21.02km、標高2898m) 4:04'08

登りも最後の剣ヶ峰を残すのみだけでしたが、脚が完全に終わって登れない。振り返ると女子一位の坂根選手。全く抵抗できず見送りました。。

剣ヶ峰山頂(22.09km、標高3043m) 4:20'35

お鉢巡りは1時間31分かかり、6時間切りは厳しくなりました。

復路は剣ヶ峰山荘のところに接続して下山へ。下山を始めるところで、りゅうちゃん、タミタミと会うことができ気持ちだけは復活。

王滝山頂(22.67km、標高2941m) 4:27'22

給水のあと岩場の下り区間に突入。

このレース、登山の方々には迷惑だったと思いますが、皆さん快く道を開けて下さり応援も多くて恐縮、感激でした。お礼を伝えながら下っていきます。

乾燥して砂が乗った岩は滑って怖かった。途中、前足部を小指側から捻挫するような感じにグニャリと3回ほど捻りひやりとしましたが、特に問題なく良かったです。

疲れもあり足さばきが悪く、もう少し薄いソールのシューズの方が良かったかなと感じました。

途中、何人かに抜かれながら田ノ原まで下山。剣ヶ峰山頂から44分かかりました。年代別入賞レベルは28~36分で降りてくる区間。かかりました。

田ノ原(25.64km、標高2199m) 5:04'59

5時間も越えてしまい6時間越えはほぼ絶望的。給水所では水とオレンジを頂き先を急ぎます。

ゲレンデの下りに入る前にシューズの紐を締め直して直滑降スタート。

ゲレンデ内は溝があったりするので気が抜けません。フカフカなので脚にダメージはありませんでしたが、一回溝を越えきれず前転しました(苦笑)

急斜面では腰を落としてスタスタと足を置いていくような走り方が良さそうでした。

ゲレンデから駐車場に上がる僅かな登りも走れず歩きで給水所に到着。

おんたけスキー場(28.74km、標高1697m) 5:22'53

駐車場を抜けて白樺コースから林道、トレッキングコースへと気持ちよく走れる区間へ突入。斜度によって腰高なフォームに切り替えながら下ります。

試走の時は藪こぎで傷だらけになった道も刈られて走りやすかったです。

トレッキングコースで一人パス。もう少し長いイメージがあったのですが、楽しい区間はあっと言う間に終わってしまいました。

大又(大又山荘:33.47km、標高1172m) 5:49'20

トレイルからロードへ出たところで、前半、前を走っていたフランス人が視界に入りました。追いついた!

大又の分岐には給水所がなく、無いの?と思ったら、少し下った御嶽山資料館前の駐車場にありました。

村の中心部まで下りてきたところで「こっちー!」の声と矢印に従い左へ鋭角にカーブ。水がまかれていて一瞬涼しくて気分転換になりました。

王滝村公民館(36.97km、標高951m) 6:06'01

公民館前を通り過ぎ、御嶽湖右岸に渡る橋の手前まで下りきりました。ここから王滝川沿いの平坦ロード。13時を過ぎ炎天下の一本道は堪えました。

歩いてしまいたくなる気持ちを我慢。30秒ほどの等間隔で前にランナーが見えましたが追う余力もなく、兎に角、歩かないように一歩一歩我慢の走り。

なかなか見えてこない松原スポーツ公園の屋根が見えてきました。

王滝川に旗がはためく橋も見えてきた。

橋を渡って右折。残り1kmくらいで10mほど最後のダラダラ登り。駐車場を左手に見ながら左折してゴールへ最後のロード。かつやんがコースサイドに駆けつけてくれました。

ゼッケンナンバーが読み上げられながら、

ゴーーール!(松原スポーツ公園:40.84km、標高916) 6:26'27

いや~、しんどかった。久々にもう走れないという感じのゴールでした。

ゴールしてすぐに完走証の発行。総合33位、男女別32位、年代別4位の成績でした。

エントリー592人、出走511人、完走430人(男子382人、女子48人)。

一位は松本選手が三連覇で二位に約8分差をつける4:47で圧勝。かつやんは、4位~6位の激戦で、5位までの入賞を死守。女子は坂根選手が2位に一時間の差をつける6:17で圧勝でした。

年代別は総合6位山谷選手と8位武藤選手が5時間台で圧倒的に速く、23位山下選手が6:13で3位。入賞まで13分届きませんでしたが、この日の走りでは諦めのつく差でした。

ゴール後はかつやんが買ってきてくれた冷たいコーラ(数時間後には売り切れで生ぬるいコーラに変わってました)で乾杯!旨かった~^^

出店が少なく、トウモロコシ、焼き鳥、かき氷などでお腹を満たしました。

他のメンバーが帰って来るのを待ちながら公園内にあるシャワーで汗を流しました。5分100円、10分200円でしたが、5分で十分でした。

ハブラシさん、オダさんは脚を痛めてしまって途中棄権になってしまいましたが、ノビーさん、りゅうちゃん、サノスケさん、タミタミさんも無事にゴール。健闘を称えあいました。

帰りは17時に王滝村を出発。御嶽山日野百草本舗に立ち寄ったあと伊那ICから中央道へ。19時ごろ諏訪SAで夕食。大月から30km3時間の渋滞表示だったため、大月~雛鶴峠~大垂水峠~高尾まで下道で帰りました。

楽しい2日間でした。登山の皆さん、関係者の皆さん、ご一緒していただいた皆さん、ありがとうございました。また来年も参加できたらいいなと思います。

●ウェア
サンバイザー/OR
ウェア/山民会Tシャツ
タイツ/SKINS スポーツハーフタイツ
アンダー/CW-X スポーツショーツ
ソックス/X-Socks Run Speed One
グローブ/自転車用指なし
テーピング/New-HALE(膝、足首、アキレス腱、土踏まず)

サンバイザーは初の実戦投入。富士登山競走では帽子で蒸れて暑かったが今回は快適だった。

富士登山競走ではfinetrackのアンダーが暑かったので今回は未着用。しかしウェアの速乾性に難があり、着なかったのは失敗だった。

●ザック/SALOMON ADVANCED SKIN S-LAB 5 SET

キリアンザックを初の実戦投入。ストレスもなく良かった。サイドポケットに入れた物が取り出し難く、胸ポケットに入れればよかった。

●シューズ/adidas adizero XT3

重心が高く感じ、特に下りでの足さばきが悪かった。次回はもう少しソールの薄いシューズにしたい。adizero JAPANで走ったかつやんは、ソールの黒いゴムが取れかかり、突き上げも痛かったと言っていたので、トレランシューズがいいのかな。

●水、補給食
水 ... ハイドレ1L(800ml消費)+各給水所でコップ一杯
グリコワンセコンドBCAA(72g)14kcal(グレープフルーツ)... 4時間地点
PowerBar GEL(41g)120kcal  x 2個(梅、レモンライム)... 3時間、5時間地点
スポーツミネラル x 1袋
GEL BLASTS(60g) ... 未使用
WGHPro(グルタミン)x 2個 ... 未使用(サイドポケットから出せなかった)

水は田ノ原から上では給水所の水だけで足りた。下山後のロードで一番消費した。

●調整
一週間前のフルコース試走の疲れが残ってしまった。前日走らない調整も自分には合っていないかも。少し走って刺激を入れた方がいいような気がする。フルマラソンシーズン前に調整方法を試せたのは収穫だった。


■走行データ

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