2011年3月28日月曜日

ヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテイン(HSP) という言葉を勝田全国マラソンの後に聞きました。アスリートの間では知られた言葉のようで、どうやら数日前にサウナに入るといいらしい…。

ヒートショックプロテインの第一人者、愛知医科大の伊藤先生の著書。

加温生活 』(伊藤要子著/マガジンハウス)

私たちの体は、病気、怪我、ストレスにより細胞の中のタンパク質が傷つき、異常なタンパク質ができてしまいます。HSPは、異常なタンパク質ができないようにし、異常なタンパク質ができてしまった場合にそれを修復し、さらに修復不能な異常なタンパク質を分解してくれるタンパク質です。

HSPは、紫外線、放射線、圧力、低酸素、化学薬品などさまざまなストレスで増えるそうですが、熱ストレスが最も効果的にHSPを増やすことができるそうです。本書では「 HSP入浴法 」という、42℃で10分間入浴する方法などが解説されています。※高齢者、心臓疾患や高血圧・低血圧の方は注意が必要です。

HSPは熱ストレスを与えた2日後をピークに1~4日間は有効で7日後には元に戻ってしまうそうです。アスリートの場合、レースの2~3日前に遠赤外線加温装置で「 マイルド加温(予備加温) 」することで、血中乳酸値濃度の増加を遅らせ疲労軽減、パフォーマンスアップが期待できるそうです。2002年のソルトレークシティ冬季五輪で日本のクロスカントリー史上初めて6位入賞した今井選手はレース3日前にマイルド加温を実施していたそうです。

勝田全国マラソン直前の木曜日(レース3日前)に行ったサウナは、ミトコンドリア だけでなく、HSP増大の効果があったのかもしれません。

その他、がん治療を始めとした医療現場への応用なども紹介されています。

今後は本命レース3日前のサウナが欠かせなくなりそうです(笑)

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